そろそろ後輩エンジニアが出来る横浜の新人SE、まかうみ(@makaumiblog)です。
昨今特にIT業界で急増しているリモートワークですが、憧れる方もいれば不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
・フルリモートワークのメリット・デメリットを知りたい
・対面じゃないと、、、仕事覚えにくくないのかな?
・先輩とコミュニケーション取りづらくないかな?
リモートワークに憧れるけど、実際どうなんだろう…
本記事では、こういった疑問をお持ちの方に向けて、1年間リモートワークで働き続けた僕の実体験を正直にお話しします。
1.新人目線でリモートワークのメリット・デメリットをまとめました
2.リモートのほうが仕事を覚えやすい理由
3.先輩とのコミュニケーションを円滑にするコツ3つ
4.1年間通して特に注意すべきは夏と冬!
5.リモートワーク対応の企業を選ぶ際に必ず確認すべきポイント2つ
この記事を書いている僕は、新型コロナウイルスの影響をどストレートに受けながら就活し、21卒で横浜のIT企業にSEとして就職。 稀に本社出社することもありますが、基本的にはリモートワークを満喫しています。
かれこれ半年以上は本社に行ってないですね笑
新人エンジニアがリモートワークをする「メリット」
新人エンジニアがリモートワークをするメリットを5つご紹介します!
- 朝の準備や通勤にかかる時間を自由に使える
- 働きやすい環境にカスタマイズ出来る
- 仕事に集中できる
- 中抜けしやすい
- 朝少し遅れても、「ネットワーク接続が・・・」といえばなんとなくいける
リモートワークにはメリットがたくさん!!!
朝の準備や通勤にかかる時間を自由に使える
リモートワークといえば必ず出てくる最大のメリットですね。
出社日に毎朝行っていたヘアセットも、カメラ越しでは軽くアイロンをいれるくらい、女性の方もメイクにかかる時間が短くなったともよく聞きます。
僕は通勤に片道1時間かかるので、往復で2時間分の自由な時間が生まれます。
また、仕事を終えてPCを閉じるとその瞬間からプライベート時間になります。これが何より至福のひとときですね。
僕は朝活としてブログ運営と資格の勉強をしています!
働きやすい環境にカスタマイズ出来る
これもリモートワークに憧れる理由の1つかなと思います。
こだわりの椅子で好みの音楽を流しながら・・・なんて良いですよね。僕も仕事のモチベーションが上がらない日は音楽を流して集中力を維持しています。
自分に合った快適な環境で仕事が出来れば作業効率の向上にも繋がるため、ぜひ自分に合うようカスタマイズしてみてください。
仕事に集中できる
リモートワークの場合、会社の先輩はもちろん、セキュリティの関係で家族も同じ部屋にいることは望ましくありません。
これは人それぞれかと思いますが、誰かが周りにいたり歩いているだけで多少気が散ってしまう方もいますよね。
特に入社1年目の新人ともなると周りが気になって当然です。
リモートであれば基本的に仕事の情報を見聞きされないよう家族も周りにいてはいけないため、個人の空間を作って仕事が出来ます。
中抜けしやすい
中抜けとは就業時間中に労働者の都合で一時的に仕事から離れることをいいます。
通院など1,2Hの予定も調整しやすいです。
朝少し遅れても、「ネットワーク接続が・・・」といえばなんとなくいける
あ、ごめんなさい。間違えました。忘れてください。
新人エンジニアがリモートワークをする「デメリット」
ここまで新人エンジニアがリモートワークをするメリットをたくさんご紹介しました。
しかし、新人エンジニアがリモートワークをするデメリットもあります。
仕事とプライベートの切り替えが難しい
これは正直否めません。
1Kに住んでいる僕は「仕事部屋」のように分けることが出来ないため、プライベートの空間に仕事用のノートPCなどを置いています。たまたま僕は鈍感であまりこのデメリットを感じることは少ないですが、何かしら仕事にマイナスの感情が強くなった時は切り替えできないことにストレスを感じるかもしれません。
とはいいつつも、今世の中にはYouTubeや動画配信サービスなど自宅で没頭できるコンテンツが揃っているので、気にならないように工夫することは可能です。
残業しやすい環境になってしまう
リモートワークにすることで通勤時間が不要となりますが、
その快適さゆえに出社時と比べて残業しやすい環境になってしまうんです。
また、リモートワークだと終電が関係ないため、退勤時間に制限がありません。
超人気ドラマ「逃げ恥」で星野源さん演じる津崎が働いていたIT会社では繁忙期なのか会社に泊まり込みのシーンがありましたが、これと同等の残業が実質的に可能となります。
こういった場合は、仕事を始める前にその日の作業内容から退勤時間を決めて先輩に宣言しておくことをおすすめします。
外に出るきっかけが減る
これも案外深刻かもしれません。
今の時代は本当に出ないようにするならスーパーなどの買い物も全てインターネットで済ませられるため、人によってはゴミ捨てくらいしか外に出なくなります。
業務時間外で散歩をするなど自分で運動するよう心掛けましょう。
僕も重い腰を上げて朝散歩するようにしてます笑
リモートのほうが仕事を覚えやすい理由
結論として、むしろリモートのほうが仕事を覚えやすいです。
なぜなら、画面共有で先輩の画面を見ることで学べることが多いからです。
僕も先輩から作業の指示を頂く際、画面共有しながら教えていただきます。そこで先輩の画面をよく見ると、作業内容や手順以外にも先輩が効率的に作業を進めるために普段使用している便利ツールやショートカットなどを見つけることが何度もありました。それらの情報は先輩方からすると使用するのが当たり前になっているため特別共有しようとしませんので、リモートだからこそ学べる知識になります。
ここまで読んだ方は、もしかすると「それでもやっぱり向き不向きありそうだな・・・」と思うかもです。ですが問題ありません。エンジニアという職業柄、基本的には対面でもリモートでも見るのはPCの画面に変わりありません。分からないことをちゃんと質問することさえ意識しておけば、リモートも徐々に慣れていきます。
なので繰り返しですが、リモートのほうが仕事を覚えやすいです。
先輩とのコミュニケーションを円滑にするコツ3つ
元々コミュニケーションを取りにくい理由は、先輩が後輩の様子を直接見れないから話しかけづらくなっていることが原因です。
ここでは仕事上の報連相などではなく先輩と仲良くなるコミュニケーションのコツを3つご紹介します。
①まずは後輩から話しかける
話す内容はなんでもいいんです。本当に。といっても思いつかない方は、「そういえば、業務と全く関係ないんですけど、○○さんってリモートの時お昼って作ってます?最近食生活がひどくて・・・」みたいな感じで話してみましょう。即興で考えただけなので、食生活に困ってなくても困ってることにしてください。笑
②先輩の話には少し大袈裟に反応する
リモートの場合、反応が薄いとマイクが声を拾ってくれません。そうなると先輩からすれば1人でぺらぺら話しているだけの地獄の時間になりますよね。さらに「あれ、もしかしてうざい先輩になってる?」という勘違いを生むこともあります。ですので、リモートの場合は気持ち大き目で反応してみてください。
③ランチミーティングもどきにお誘いする
ランチミーティングとは昼食の時間に食べながら行う会議、意見交換会のようなものです。「もどき」と付けたのは、会議でも意見交換会でもなく、ただ雑談する場として昼食の時間を使ってみてください、ということだからです。普段「先輩忙しいかもしれないから話しかけづらい・・・」という方にはピッタリの方法だと思います。僕も何度か先輩方に声をかけてランチミーティングを実施しましたが、先輩方も「誘ってくれてうれしい」と言ってくださってました。
1年間通して特に注意すべきは夏と冬!
夏と冬はエアコンの電気代が非常にかかります。
どのご家庭でも比較的冬はもともと電気代がかかる季節ではありますが、毎日自宅でリモートワークをすれば、それはもう湯水のように増えていきます。僕の場合は通年の2倍近くかかってしまいました・・・。
ところが夏の場合、もしかすると「窓を開ければいいじゃん」と思われるかもしれません。ですが、窓を開けると人によっては窓から仕事中の声が漏れる可能性があります。これはセキュリティ上の問題で注意する必要があり、僕の場合は窓と道路の距離が近いため、念のため窓を閉めてエアコンをつけていました。
対策としてエアコンの設定温度を調節するなど、普段以上に節電を心掛ける必要があります。
極端に増額するので最初は驚きました…笑
リモートワーク対応の企業を選ぶ際に必ず確認すべきポイント2つ
①新入社員のリモートワーク率
これは必須です。特にありがちなのは、「週1出社」のようなパターンです。
このような社員も基本的にはリモートワーカーに当てはまるため、フルリモートワークを重視される方は注意してください。
また、「リモートワーク率」ではなく、「新入社員のリモートワーク率」を確認してください。
エンジニアの場合、会社によっては新入社員がSES(システムエンジニアリングサービス)案件に配属になることも多く、客先の会社の方針によってリモートワークではなくなることも多々あるからです。
②在宅勤務手当の有無
上でエアコンの電気代について書きましたが、リモートワークで自宅にいれば他にも様々なところで生活費の負担が増えていきます。これらの金銭的負担はリモートワーカーにとって大きな問題となっているため、必ず確認するようにしましょう。
金額も会社によってまちまちですが、これは会社の規模自体も絡んでくるため、まずは手当の有無を確認してください。
まとめ
今回は新人エンジニアの1年間フルリモートワークで感じたメリット・デメリットをご紹介しました。
結論として、リモートワークはメリットが多く、デメリットも対策すれば問題ないため非常におすすめです!
また、リモートワーク対応の企業へ就職を考えている方は以下を忘れずに確認しておきましょう。
・新入社員のリモートワーク率
・在宅勤務手当の有無
一緒に明るいリモートワーク人生を送りましょう!
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